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動ける体を作る「コンディショニング」~運動不足解消のためのメンテナンス~

yoshiaki-uno


外出自粛や在宅勤務が増えた昨今、運動不足を実感する人が急増しています。

運動不足を解消しようと急に運動を始めた結果、ひざや腰などを痛めてしまったという声もよく聞かれます。


そこで重要なのが「コンディショニング」です。

コンディショニングとは、体のさまざまなマイナス要素を改善し、

無理なく運動ができる状態を作ること。


リハビリが終わって最低限体は動かせるようになった、

あるいは治療には至らないものの体のどこかに不調がある。

そのような段階で行うのがコンディショニングです。


コンディショニングは、無理なく快適に体を動かすためのメンテナンスです。

長期間運動をしていない状態から急に動かすと、ケガや不調につながります。


コンディショニングでは、全身の感覚受容器に刺激を加え、

さまざまな情報を脳にしっかりとインプットすることによって、

体の動きを改善します。


感覚受容器とはいわばセンサーのようなもので、視覚や聴覚、触覚をはじめ、

重さを感じる重量覚や、自分の体の部位がどこにあるか認識する位置覚、

体の動きを感知する運動覚などがあります。


目や耳といった感覚受容器に適切な刺激を与え、それによって体の状態を整えていくコンディショニングは、一般的な筋力トレーニングとはまったく異なるアプローチです。


例えば、バランス感覚の向上を目指す場合、立った状態からわざと重心を前後左右にずらしてみます。

バランスをあえてずらすことで、体が正しい位置を認識できるようになるのです。

振動を加えたり、足元を不安定にしたりすることも、正しい感覚のインプットにつながります。

また、目の動きを改善するエクササイズもあります。


昨今、長時間のデスクワークやスマートフォンが普及したことで、

過剰な『固定視(同じ場所を長時間見続ける)』の方々が増えています。

そのような方々は目の動きが悪くなり、首や背骨が回しづらくなって、肩こりや腰痛を引き起こしてしまう。目を動かすことが視覚への刺激となり、結果的に体をうまく使えるようになるのです。


耳の場合、重要なのは平衡感覚に関わる耳石です。

耳の中にある耳石は、体が動いたときの傾きや加速度を感じとる役割があるのですが、

年齢を重ねるにつれて歩くスピードが遅くなる原因のひとつは、耳石が体の傾きや加速をきちんと感知できていないから。コンディショニングでは、耳石の働きを促すために、エクササイズに少しスピードを加えたりして、感覚のインプットを行います。


川崎パーソナルジムNOUVSTではこういったことから改善し根本からカラダを変えていく取り組みをしていきます。

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